どんな自転車に乗る?
自転車にはいろんなタイプがありますよね。皆さんは日頃、どんな自転車に乗っているのかな?
最初は自転車にお金を掛けなくっても、家で眠っている「相棒」に乗って、自転車道はもちろん、近所をぷらぷら走るだけでも楽しいもの。
そうこうしている内に、自転車の知識やこだわりが増えてきて、自然と自転車ライフの方向性(「こんな自転車にこういうふうに乗りたいっ」という)が見えてくるものデス。
ここでは私(管理人)の自転車遍歴を交えながら、色々なタイプの自転車をご紹介します。
安物自転車でも
私がロングライド(長距離を走る)を本格的に始めた頃に乗っていた自転車は、ホームセンターで買った安物のMTB。
こいつにキャリヤ(荷台)をつけて、テントや寝袋を乗っけて関東圏はもちろん、北海道、東北、紀伊半島、四国、そしてニュージーランド南島まで走ってました。安物だって、やろうと思えばここまでできるんです。
【○なところ】- ◆安物なので、傷つこうが壊れようが安心。
- ◆重い。脚力無いのもあるケド、1日100km走るのがやっとでした。
MTB・クロスバイク
安物MTBであちこちロングライドする一方で、ヒルクライム(峠を上る)レースやセンチュリーラン(約160kmを走るサイクリングイベント)にも参加するように。。。
そうなるともっと良い自転車が欲しくなるもの。それで買ったのがTNI チタニウム。チタンフレームの中で群を抜いてリーズナブルな価格設定が決め手でした。
私がこのMTBに乗っていた頃は、舗装路での走行により適したクロスバイクというカテゴリーがまだ確立しておらず、当時は極細のスリックタイヤを履かせて走っていました。今だったら、MTBよりクロスバイクを選択していたでしょうネェ。
【○なところ】- ◆安物MTBより劇的に軽い(こいつで一日150km近く走っていました)。
- ◆ロードレーサーに比べて段差の乗り上げとかウエットコンディションでも気兼ねなく乗れる。
- ◆ロードのようにかっ飛ばすには限界が。
- ◆ロードに乗るようになって分かりましたが、ロングライドでライディングポジションを変えられないのはしんどい。
ロードレーサ
MTBにスリックタイヤを履かせてレース参戦することに限界を感じて、ついに買ってしまったロードレーサー。カーボン素材を扱う老舗ブランド、LOOKのKG361を購しました入。
このホームページで紹介している「北海道ツーリング」の他、あちこちのレースや峠、自転車道を走りまくりました。現在の愛車は三台目のテスタッチ コンサイス。
【○なところ】- ◆とにかく軽くて速いっ(こいつで一日180km近く走っています)。
- ◆ドロップハンドルで状況に応じていろいろなライディングポジションが取れるのはラク。
- ◆ロードは一般的にMTBより華奢(きゃしゃ)な作りなのか、はたまた乗っている距離のためなのか、磨耗のため壊れる部品がちらほら(2年も乗ってれば調子悪い部分は出てくるか、、、と思ってますが)。
- ◆最初はロードの前傾姿勢がきつかった。ハンドルを上向きにするなどポジション調整しながら、徐々に慣れていきました。
折りたたみ自転車
職場まで乗っていける通勤用自転車として、折りたたみ自転車ブームの火付け役となったBD-1を購入。職場で折りたたんで机の下に入れていました。
でも予想以上に走ってくれるし、輪行(自転車を解体して電車等で運ぶ)の手間が省けるということもあって、通勤だけでなく沖縄本島一周のロングライドやレースにも行ってました。
【○なところ】- ◆当然ですが折りたたむことができる。
- ◆折りたたみ(小径)自転車なのに、結構スピード出る。自転車道で小径車にドロップハンドルつけてかっ飛ばしてる人もいますネ。
- ◆小径車だけに出せるスピードには限界が。。。
ピストバイク
街乗りなどでマッタリ乗ることを目的として購入したのがピストバイクのJAMIS BEATNIK。固定ギアに最初は戸惑いがありましたが、慣れると自転車との一体感が楽しい〜。
変速できなくても、自転車道や街乗り用として乗っている分にはさほど不便なことは無く、シンプルなパーツ構成、そしてロードよりもお手頃な価格ということで気兼ねなく乗り回せる所が気に入っています。最近はロングライドでもピストに乗ることがほとんどですネェ。
もちろんブレーキは前後装着。完成車として出ている街乗りピストも、安全装置はしっかり装備されているものが多いので安心です。
【○なところ】- ◆固定ギア特有の自転車の制御方法が面白い。
- ◆構造がシンプルなのでメンテナンスがラク。
- ◆固定ギアには慣れが必要。
- ◆街乗りや平地走行以外には不向き。